あそびを生む力

あそびを生む力

今週、ある校舎では新しいあそびがいくつも生まれました。
中でもこどもたちが一番夢中になっていたのは 「ヘビ探し」 です。

新年の飾りとして、トイレットペーパーで作ったヘビを校舎に隠し、探すというシンプルなルール。
トイレットペーパーを5個も使っているので、サイズはそれなりに大きいのですが、こどもたちは見事に隠します。
本棚の裏、工作ボックスの素材の間など、大人では思いつかない場所にどんどん隠していくこどもたち。
リーダーやボランティアの学生が必死に探しても、制限時間内に見つからないことが何度もありました。

一方で、こどもたちは大人が隠したヘビをすぐに発見!
あっという間にゲームが終わってしまい、「こどもたちチーム」の圧勝が続きました。
「もう一回!」と何度もリピートし、大盛り上がり。

また、段ボールを使ったあそびも大人気でした。
自由外出ができる3、4年生がスーパーでもらってきた段ボールを連結させたり、中に入ったりして、次々と変身させていました。
お風呂になったり、冷蔵庫になったり、電車になったり…こどもたちの発想がどんどん広がっていきます。

帰り際、ボランティアの大学生が「こども視点と大人視点って違いますね」と言っていました。
本当にその通りだなと実感します。
こどもたちの遊び心に寄り添いながら、これからも一緒に楽しい時間を過ごしていきたいと思います!