『図書館に行ってきたよ!』
CFAでは、みんなで図書館へ行って、自分たちの借りたい本を選んで借りに行くことがあります。1年生は1〜2冊、2年生以上は自分の持てるだけの本を袋に入れて、元気よく出発したこどもたち。「あそこのレンガの家が僕の家!」、「あの歯医者さんに通ってるんだよ!」と、自分の知っている建物などを指差しながら教え合う様子は、まるで町探検隊のようでした。
図書館へ着くと、それぞれが自分の好きなコーナーへ。歴史の本、上級生向けの本、ミッケなどのお楽しみの本、みんなに読んでほしいと思う本などをそれぞれ選んでいきました。靴を脱いで上がるくつろぎスペースで寝転びながら本を眺めたり、検索エンジンで借りたい本を検索して借りる子もいました。「何を借りたらいいかわからない〜」と言う子には、普段お世話している昆虫の本が並んでいるコーナーを一緒に見に行きました。手に取るだけでワクワクしたり、読み始めると夢中になったり、内容に関する会話が広がったり。こどもたちは読書を通して、いろいろなことを頭の中で体験したり、新しい知識を身に付けたり、興味・関心を広げたりしています。
こどもたちにとって、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けることのできる読書はとても素敵な活動の一つです。本に触れる機会を大切にしていきたいと考えます。