ピースフルスクールプログラム「誤解をとくには」
「PSP(ピースフルスクールプログラム)始めるよ!」
活動時刻にこどもたちが輪になって集まり、
サークル対話の形でプログラムが始まります。
本日のテーマの中にある「誤解」というものがどうして生まれてしまうのか、前回行なった「視点の違い」を復習しながら確認していきました。
「視点の違い・誤解」の説明で、コップに入れられた麦茶を例に出し、「半分入っている状態を少ないと思うか、十分であると思うか?」条件を提示してこどもたちと考えていきました。
「のどカラカラなら、半分じゃ少ない!」
「おやつ後に飲むくらいならその量でいいと思う。」
と、飲む人の状況によって変わってくることをみんなで理解していくことができました。
「“誤解”とは、お互いをまちがって理解すること
相手の言葉などの意味を勘違いしてしまうこと」
日常に起こる揉め事のなかで、視点の違いや誤解に
よってトラブルが起こる場合があることを説明し、
おもちゃの取り合いでケンカが起こったという例を出して
「ケンカの原因がどこにあったのか」
「2人のした誤解は なんであるのか」
みんなで考えていきました。
「落ちてるレゴは、使っていいと思う。」
「置いとく場所は考えた方がいい。」
「まだ使うってことを近くの人に話しておけば勝手に使われないし、盗られたってならない。」
こどもたちは一生懸命、揉め事の原因を考えて解決方法を探していきました。
最後に本日のプログラムの振り返りとして、じぶんノートへPSPの感想や学んだことを書き残してもらいます。
「“誤解”ということばをしった」
「あいてのきもちになって、かんがえることが たいせつだとまなんだ」
とみんな思い思いの感想を残し、自分なりに本日のプログラムを振り返ってPSPを終了しました。