チャレンジおやつ「バレンタイントリュフを作ろう!」
今月のチャレンジおやつは、2月ということで❝バレンタイントリュフ❞を作りました。
まずは、こどもたちに2月14日と言えばと聞くと「バレンタインでしょ!?」と女の子たちからすぐに答えが返ってきました。
今回は冷蔵庫で一晩冷やして作るので、その日には食べられないことを説明し、トリュフを作る材料を見せました。
材料の一つのチョコを見せると「ガーナだ~!」「食べたことある!」とこどもたちは説明の時点で大興奮!
チョコレートはこどもたちに大人気です!
ここで一つ、チョコレートはどうやってできるのか説明しました。
チョコレートの原料はカカオ豆とよばれるもので、カカオ豆はカカオという植物の実の中に入っている種のことであり、カカオ豆は白いことを伝えると、こどもの中には「それテレビで見たから知っている!」という声もちらほら。
材料は他に、スキムミルクやトッピングのマシュマロ、イチゴの粒があることを説明。イチゴの粒をまわし、こどもたちに香りを感じてもらいました。
チャレンジおやつは、ただ作るだけではなく、普段手にすることのない食材に触ることで五感を使って感じながら作ってもらいます。
トリュフとはどんなチョコレートか、トリュフを作る工程も説明し、いざ調理開始です。
スキムミルクを作るグループとチョコを割ってボールに入れていくグループ、チョコを量るグループの3つにわかれました。
チョコを量るグループは、「チョコが何グラムあるからスキムミルクはどれくらい必要なのだろうか?」と相談しながら丁寧に計りへのせました。
チョコを割るグループは、手についたチョコを「味見したい」と言いながらも頑張って割っていきました。
CFAKidsでは、乳製品のアレルギー対応のためにスキムミルクを使ってお菓子作りをします。グループのメンバーで水を量り、上級生が粉をちょうど良い量に計算したりと、みんなで協力しながら作りました。
水の分量で計量カップのメモリを凝視している姿や、時折味見をして「味がな~い」と言ったり、「単なる水だ!」と言いながら、まるで実験のようにスキムミルク水を作っている姿はとても楽しそうでした。
スキムミルクグループが頑張って作っている間、チョコグループは割り終えたので、湯煎で溶かしていくと、「すぐに溶けた!」と嬉しそうです。
そして溶けたチョコをこどもたちにも見せていき、どんな感じになるのかイメージをつけてもらいました。
量り終わったスキムミルクを温めている間、お菓子作りに重要なことを伝えました。まずは正確な分量で材料を入れること。そして調理をする際に先生たちも日ごろから注意をしている事として、身の回りや調理場を綺麗にして異物混入を防ぐことをこどもたちにも改めて説明。
チャレンジおやつではこどもたちへ手をよく洗い、滅菌された調理場以外は触らず清潔に保ちながら調理すること。その重要性を伝えました。
スキムミルクが温まると溶かしたチョコへ少しずつ流し入れ混ぜていきます。
ボウルが熱くなくなったころにこどもたちが触ってみたいということでボウルに触れて「熱い~」、「まぁまぁ熱いかな~」と様々な意見が。
最後に粗熱を取り際には、「みんなので手で冷たくする!」と意気込んでやっていました。
その後、バットに移したあと冷蔵庫へ入れてしばらく冷やしました。
ある程度冷やしたあと、一人分をラップへ小分けにし、その中にマシュマロやイチゴの粒を入れて丸めて成型。
一人三つ作ったので、マシュマロだけやイチゴだけ、マシュマロとイチゴの組み合わせなど、いろいろなバリュエーションを考えて自分だけのトリュフを作っていきました。
三つ全部にマシュマロを入れたいという子はマシュマロを割ろうとしますが、手にくっついたりしてなかなか取れず苦戦している姿も。
自分の分が終わると、セロハンテープでくくり名前をしっかり書いたら作製終了です。
そのあとは、翌日来る子どもたちの分も代わりに作りました。
翌日おやつの時間になり、冷蔵庫に寝かしておいたトリュフのお披露目です。
みんなきちんと出来ているのか興味津々で、早く見たいとカウンター前に集合!
冷蔵庫から出している間、自分が作ったチョコが出てくるのを今か今かと目を輝かせながら待ちました。
そして自分のチョコが手渡されると、顔にパッと花が咲いたようにみんな笑顔いっぱい。
トリュフは綺麗な形になっており、ラップを丁寧に開いてみるとおいしそうなマシュマロが入っているトリュフといちごの粒入りトリュフが出来上がっていました。
「トリュフってこれか~」、「美味しそう!」など反応は様々。
「見てみて!私が作ったのはこんな感じだよ!」とお互いが作ったものを見せ合いっこしながら楽しそうです。
普段買っているチョコと違い、ラップにくっついているチョコもあって、食べるのに苦戦するかとも思いましたが、みんな綺麗に食べていました。
「美味しすぎるよー!」と幸せな顔を見せる子がいたり、「もったいない!」とゆっくり食べていたりする子も。
夢中になって食べているこどもたち、口の周りにはチョコレートがついていて、「ついてるよ!」とお互いを見て笑い合う姿が微笑ましかったです。
余ったチョコのお代わりには、みんなの手があがるほど大人気!
ぜひお家でも手作りトリュフを作ってみてほしいです。