こいのぼりづくり
工作の前に、「どうしてこどもの日にはこいのぼりを飾るのか?」といった、こどもの日やこいのぼりの由来をこどもたちに紹介しました。
江戸時代より、日本には男の子が生まれると家にのぼり(旗)を立てる風習がありました。
「鯉が滝をのぼって竜になって天にのぼった」という言い伝えから、「こどもに立派になってほしい」「健康で元気に成長してほしい」という願いを込めて、のぼりに鯉を書き始めたのが、こいのぼりの始まりだそうです。(※諸説あります)
昔も、今もこどもの健やかな成長を願う親心は変わりませんね。
こいのぼりについて学んだら、いよいよ工作スタート。今回は、トイレットペーパーの芯を鯉の体にし、折り紙やチラシのウロコを貼ってみんな思い思いのこいのぼりを作りました。
まずはウロコ作りです。チラシをちぎって、ちぎって・・・
折り紙も同じようにちぎって、ちぎって・・
カラフルなウロコのできあがり!たくさんできました。
つづいて、鯉のからだを作ります。トイレットペーパーの芯の端を三角形に切り取ると、尾っぽができてかわいい魚の形に。
でも、厚いトイレットペーパーの芯をはさみで切る作業はちょっと力のいる作業。みんな真剣な表情で、先生に手伝ってもらいながら切っていました。
鯉の形ができたら、いよいよ、ウロコを貼っていきます。「どれにしようかな〜?」「あ!この色好き!」などと言いながら、それぞれ好きな色や形のウロコを手にとってペタペタ。みんな自分の「好き」がしっかりあって、こだわりながら作っていました。
ウロコが貼れたら、最後にペンで鯉の目を書いて完成です!
みんな自分でこいのぼりを作ることができて達成感を得られた様子でした。中には「もう1個作りたい!」と言って、後日、自由時間中に作った子も。やはり何かを作るのは夢中になるものですね。
今年はこどもたちが作ったかわいいこいのぼりが、「こどもの日」に彩りを添えたことでしょう。これからも工作イベントでいろいろな物を作り、こどもたちがドキドキ・ワクワクできる体験になればと思います。