特別テーマワーク「ローバーを作ろう!」
今回の特別テーマワークは前回学んだローバー作りをしました。
はじめに前回は小型のドローンでしたが、今回は本格的なドローンが登場。
実際に羽が回ると風を感じることができました。また、回っている羽に紙を近づけると紙が切れました。その様子から回転速度が速く、危険であることがとても伝わりました。最後に 30cmほど飛ばしてくださり、みんなは大興奮!!
そしていよいよ本題に突入です。まずは前回までの復習で、うちゅうお兄さんからの前回キーボードを解体したのはなぜかという問いかけに、「細かい中身を見るため」、「普段見られないものを見るため」と答えることができました。
うちゅうお兄さんは「宇宙開発で作られているものや身近なものもとても細かい部品からできています。そして今回、みんなで作るローバーもとても細かい部品からできています。」と話してくれました。
ローバーを作るためグループにわかれます。グループごとに部品と言葉での説明がない絵のみの説明書が配られます。それを見て難しそうと諦めモードになる子もいましたが、みんなで作っているうちに絵から何を指しているかわかることがあると「これはこうじゃない?」と、教え合っていました。時には「自分でやりたい!」と思っている子同士でケンカをしてしまうこともありました。
あるグループでは1人の子がなかなか「自分がやりたい!」と言えず、ローバー作りに参加できていませんでした。そのときに同じグループの子が「どうして元気がないの?」と声をかけ「ぜんぜん作らせてもらえないから…」と話をしていました。それを聞いて、様子を心配して声をかけた子は自分がやってしまいそうなときに「あ、みんなで作るんだった」と思い出しながら譲ることができていました。ローバー作りに熱中していましたが、友達の様子を気遣い、譲れたことはとても素敵だと思いました。
女の子のチームはあと少しのところでネジのつけ間違いがあったりと苦戦している中、男の子のチームは先に完成することができました!!
完成したローバーには手回し発電機をつなげ、走らせます。組立も間違いがなく、ローバーは走りだしました!自分たちで作ったローバーがモーターの音を立てながら走ること大興奮!!楽しそうに手回し発電機を回していました。
次回はいよいよ河川敷でのロケット打ち上げです。今までの集大成となり、今から楽しみです。