
8月避難訓練「不審者に遭遇したら…?」
8月の最後のイベントは避難訓練です。
新学期が始まり、登下校の再開です。
今日はその道中で、もし不審者にあったらどうするか考えました。
まずはじめに不審者とはどんな人かを問いかけると
「ナイフを持っている人」、「誘拐しようとする人」と意見が出ました。

さらに「プリンとかあげるからと言って連れて行く人」と
具体的な意見が1年生から出てきました。
「妹が向こうへ行ってしまったからついておいで」、
「お母さんが病気になったから病院に連れていくよ」など
ついて行きたくなるような言葉で
声をかけられることもあるかもしれないことを伝えました。
不審者とはどんな人か考えた後は
実際に遭遇してしまったときの防犯ブザーの鳴らし方を確認しました。

そして不審者に出会ってしまったときの
防犯対策の標語である「いかのおすし」を覚えました。
「いか」…知らない人にはついていかない
「の」…車にのらない
「お」…おお声を出す(防犯ブザーを鳴らす)
「す」…すぐに逃げる
「し」…大人にしらせる
スライドを見ながら、どんな行動の頭文字なのか考えました。

また、「なぜその行動を取るべきか」と問いかけると
「大人に知らせると警察に連絡をしてくれるかもしれないから」と
きちんと理由も理解しているようでした。
「いかのおすし」以外にも近くに交番があったら駆け込むなど
いろいろな対策方法をこどもたちは考えていました。
改めて自分の身を守る方法について考える機会になったようです。
最後に「今日いろいろなことを覚えたけれど
実際に不審者に出会ったときに思い出せないかもしれない。
だから、まずは何よりも“逃げる”ことが大切」だと伝えました。
こども自身が身をまもれるようになることも大切ですが
みんなが危険な目に遭うことのない環境をより築いていきたいと感じました。