『能登支援のために、自分たちにできること②』
とある校舎では、2週続けてサークルタイムで能登への支援について話し合いました。先週は「レトルトや缶詰を送る」「寄付を集める」という意見でまとまりましたが、ふくちゃんから現地の様子として「缶詰などの非常食がたくさん送られてきていて現地の人は少し飽きている」「服などはたくさん送られてきて溢れており、困っている」ということを聞いて、再度話し合いました。
これまで聞いた話に加えて、「室内で遊べるものがあると嬉しい」「公民館に届くお菓子の種類が少ない」「水風船や花火で遊んだのが楽しかった」という現地の声も聞いて、「夏を楽しんでねパック」というものを考えました。「自分が現地に住む小学生だったら」と想像しながら、何が詰め込んであるとワクワクしたり嬉しい気持ちになったりするかを考えていました。「こどもに人気のお菓子は、こどもが詳しいよ!」と意見が出ると、塩分チャージやグミ、水鉄砲などこれからの夏を楽しく過ごせるための案をたくさん出し合っていきます。ふくちゃんと何度かやり取りをして、話し合いを重ねる中で、以前より現実的に考えている様子にこどもたちの変化も感じているところです。
実際に物資を送る前に、また現地のヒアリングをしていく予定です。引き続き「自分たちにできることを考える」こどもたちの話し合いの過程と今後のアクションを見守っていきたいと思います。