夏休み特別企画「メロディーとリズムとハーモニーで音楽を楽しもう!」

夏休み特別企画「メロディーとリズムとハーモニーで音楽を楽しもう!」

7月。こどもたちは待ちに待った夏休みが始まりました!!

墨田区のすみだトリフォニーホールを拠点に活動されている新日本フィルハーモニー交響楽団さんより、CFAKids曳舟校と押上校のこどもたちにワークショップを開催していただきました。

ワークショップでは、みんなでアイスブレイクをしたあと、楽器の紹介に続きました。

ヴァイオリンやヴィオラ、コントラバスなどの音色の違いに耳を傾けます。

楽器のサイズが大きくなっていくにつれ、音域も変わっていく様子に興味津々なこどもたち。最も音程の低いコントラバスを演奏してくれた際には「近づいてみて」とこどもたちに促すと、こどもたちから「おぉ…」と声が出ていました。空気や床から身体へ音の振動が伝わってきました。生の演奏でこそ伝わる音楽にこどもたちもすごさを感じていました。

曲には、必ずメロディー、ハーモニー、リズムの3つの要素から成り立っているとのことです。今回のワークショップのテーマ曲でもあるモーツァルト作曲の「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の演奏を聴きながら、それぞれ3つの要素について学びました。

モーツアルトは3歳から作曲をしていたという話から、自分たちも作曲してみよう!と話が広がっていきます。

「メロディー・ハーモニーチーム」と「リズムチーム」にわかれ、まずは思い思いに音を出していきます。

町工場からもらった素材や音の鳴りそうな素材を校舎から持ち寄り、自分たちでリズムを作ってみたり、鉄琴やハンドベルなどの楽器をつかって、メロディーやハーモニーを考えたり、0から音をつなげて曲を創っていきました。

そして、それぞれのチームが即興でつくった音色の発表です。

自分たちが好きだな、楽しいなと思ったメロディーをつくったチームもあれば、素材から出る音を確かめて「この音を使ってみよう!」とリズムに取り入れたりしているチームもありました。

みんながつくったメロディー、ハーモニー、リズムを「せ〜のっ!」で一緒に演奏してみると、一つの曲に聞こえてくるから不思議です。

ワークショップの最後は、アイネ・クライネ・ナハトムジークの間に、みんなで作った曲を合わせて、オリジナルの演奏をさせていただきました。

参加したこどもたちからは、

「いろんな音が面白かった」

「最初作曲!?って思ったけど、結構簡単だった」

「一緒に演奏できて嬉しかった」

など、様々な感想が飛び交っていました。

夏休み。時間がたっぷりあるからこそ、普段はできない様々なことに挑戦できます。

この夏も、こどもたちが色んな人と出会い、色んな場所へ行き、多くの交流や体験などを通じて、たくさんのことを学ぶ機会につながっていければと思います。

こどもたちが一回り成長した姿を、夏の終わりに見られることが今から楽しみですね。