生活を見つめなおして

週に一度、日々の生活の中で気になったことを「サークルタイム」で話し合って決めています。
先日、これまで決めてきたことについて振り返りを行いました。

まずは、時間制で用途に分けて使用している、校舎の中の運動スペースの使い方についてです。

前週みんなで話し合い、「ボールを使う遊び」「その他の遊び」を一時間交代で使用するという方法に決まり、一週間様子を見ることになっていました。

改めてどうしていくかを振り返った結果、この一週間誰も困ることなく、ルールを守って使えたことがわかりました。

そして、これからも今まで通りの使い方を続けるということに。

今までの約束をただ継続するだけでなく、振り返ることで、約束を守る大切さや、お互いを大切にすることで自由が保障されることを考える機会につながりました。

さて次の議題は、本の修理についてです。

「こどもたちの好きなこと」の一つに読書があります。

日々本を読んでいると、本が出しっぱなしになっていたり、破れてしまう場面がでてきます。

以前本の扱い方を考え直す機会があり、その際破れている本は修理をすることになっていました。

ところがそれからも、本が破れていてもそのままの状態で、なかなか本が直されることがありません。

今一度みんなで考えたルールが守られていないことを考え直しました。

上がってきた理由は２つ。

① 修理する日を決めていなかったこと。

② 誰が直すのかわからなかったこと。

この理由を元に、必要なアクションは何か、実際に誰がどう動くのか？ということについて、改めてみんなで考えました。

具体的なアクションが決まると行動がしやすいようで、その後本が破れたとき直す行動につながっています。

　

これまで当たり前だったことについて振り返ることで、「やっぱりこのやり方がいいね！」という再確認や、「これ、決めただけになってた！」「もしかして、別の道もあるかも？」という気づきにつながりました。

自分たちが過ごす居場所を自分たちで作り上げていくことをこれからも大事にしていきたいと思います。

　

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