愛されて育つ

愛されて育つ

CFAKidsには、こどもたちを見守る職員だけでなく、多様な年代の人たちと一緒に過ごしています。

 

まずは学生ボランティアさん。

ちょっと先輩の大学生は、こどもたちにとっても憧れの存在です。

こどもたちは、「一緒にこれやって」と甘えてみたり、「大学で何勉強しているの?」と聞いてみたり、ちょこんと横に座ってみたり。

関わり方も遊び方も人それぞれです。

職員ではない「おとな」との関わりを見ていると、小学生時代に上でも下でもない「ナナメの関係」となれる人と過ごす環境や時間は、大切だなぁと改めて感じます。

 

CFAKidsは、こども自身が卒業したいと思った時が卒業のタイミングと考えているため、5年生や6年生のこどもたちも通っています。

近頃、卒業に向けて入室回数が減っている子もいますが、久しぶりに入室して来る日も。

そんなときは下級生と一緒に将棋で対局したり、トランプのスピードで対戦したり。

下級生たちにとっては、一番身近なお兄さんお姉さんのような存在です。

学年の隔たりなくこどもたちが一緒に過ごす様子を見ていると、どんな年齢であっても放課後の時間にのんびりできる時間が大切だななと感じさせられます。

 

また、CFAを卒業した中学生の子たちも時々校舎に顔を出しにやって来ます。

一緒に遊んでくれたり、時にはケンカの仲裁をしてくれたりと、卒業した子たちにとっても居場所の一つになっているようです。

 

そんな環境で日々過ごすこどもたちからは「中学生になっても来る!」とか「高校生になったらバイトもしてみたいけどCFAでボランティアもしてみたい!」などと先輩たちの姿を見て将来をイメージしている子たちもいます。

色々な先輩たちと関わりながらたくさん笑い、時にけんかをしたり、注意されたり、なぐさめられたり…

と愛されていることを感じて、今もこれからも幸せに生きていってほしいと思います。