共に生きるとは?

共に生きるとは?

CFAでは、1年生から6年生までのこどもたちが、年齢を越えて日常を共にしています。これまでも掃除などを異年齢で取り組んできましたが、今年度からはあらためて「生活班」としての活動が本格スタートしました。

生活班では、3年生が班長となり、上級生(アドバンス生)がそのサポート役を担います。掃除だけでなく、おやつの献立を相談したり、調理活動をしたりと、1年間を通して同じメンバーで日々の暮らしを共にします。

活動の中では、上級生が下級生にやさしく掃除を教える姿や、おやつの予算を電卓片手に真剣に計算する様子も。下級生たちは、そんな先輩たちの姿を見て学び、少しずつ自信をつけていきます。

CFAの生活は、「育ち合い」の場。上級生は“支える・導く”経験を通じて成長し、下級生は“挑戦し、助けてもらう”経験を通じて自信を育みます。

また、普段あまり関わらない仲間とも生活班で自然に交流が生まれるのも魅力のひとつです。「気が合う人」とだけ過ごすのではなく、年齢も性格も違う仲間と一緒に過ごす中で、私たちは“共に生きる”とは何かを学んでいます。

“共に生きる”とは、得意・不得意を認め合い、支え合うこと。できないことを責めるのでも、できることで偉そうにするのでもなく、違いを受け入れ合いながら、それぞれが自分にできることを見つけていくことです。

「みんなで!」をキーワードに、評価よりも理解を大切に。異年齢の仲間と過ごす日常のなかで、生きる力を育んでいきます。