
「サマーキャンプ」に行ってきました!
8月6日から8日までの2泊3日、「サマーキャンプ」に行ってきました!
卒業生の中高生を含む上級生の本部スタッフや、4年生のキャンプ委員、SSKさんを含めた総勢230名で、今年も秩父のつちうちキャンプを貸し切っての2泊3日。数か月前から準備を重ね、チームごとに役割や目標を確認して臨むこのキャンプは、こどもたちにとって待ちに待った一大イベントです。出発の日、バスに乗り込むこどもたちの表情はドキドキとわくわくでいっぱい。バスの中ではキャンプ委員が企画したクイズやゲームで盛り上がり、楽しい時間がスタートしました。

秩父市に到着後、旧大滝中学校の体育館で開村式を行い、その後荷物を背負ってキャンプ場へ登山。上級生が下級生の荷物を持ったり励ましたりする姿があちこちで見られ、仲間との絆を深める大切な時間となりました。到着後はチームごとにバンガローに分かれ、木のぬくもりを感じる建物に、初めての1年生たちは「すごい!ここで寝るの?」と大興奮。
少し休憩した後、初日のメインイベント「うどん作り」に挑戦しました。班長・副班長を中心に、みんなで粉をこね、踏み、伸ばしながら奮闘。塩加減が難しかったり、茹でたうどんがくっついたりとハプニングもありましたが、本部スタッフやキャンプ委員のサポートもありながら協力して完成。自分たちで作ったうどんは格別で、「おいしい!」「もっと食べたい!」と笑顔があふれました。
キャンプでのうどん作りのために、水切りザルのご寄付を複数いただきありがとうござます。大活躍でした!!

夜にはチームで「サークルタイム」を行い、今日の出来事や感じたことを発表。「初めてだけどがんばれた」「班の子が手伝ってくれてうれしかった」「虫を退治してくれてありがとう」など、こどもたちの心の動きがよく伝わってきました。
2日目は自然の中での自由時間やスイカ割り、カレー作りを楽しみました。雨で川遊びはできませんでしたが、セミの羽化やクワガタ探しなど、都会では味わえない体験に目を輝かせるこどもたち。夜はキャンプファイヤーで大盛り上がり。キャンプ委員がトーチで点火し、大きな炎を囲んで歌い踊り、打ち上げ花火で締めくくりました。

最終日、1年生も自分の荷物を背負って下山。出発時には不安そうだった顔が、自信に満ちた笑顔に変わっていました。寝食を共にし、仲間と助け合いながら挑戦と発見を繰り返した2泊3日で、こどもたちは確実にたくましく成長していきます。特に今年初挑戦の「自由うどん」では、班長や副班長を中心に計画や役割分担をこどもたち自身が進め、調理や片付けだけでなく困っている仲間への声かけも自然に行われ、チームの絆が深まりました。完成したうどんを「おいしい!」と笑顔で食べる姿は、達成感と喜びそのものでした。

豊かな自然との出会いも、サマーキャンプならではの魅力です。ヘビトンボやナナフシの観察、栗拾いやキノコ探しなど、普段できない体験がたくさんありました。今年のサマーキャンプも、仲間と自然に触れ合いながら、こどもたちがたくましく成長する貴重な時間となりました。キャンプでの経験は、早くも少しずつ日常ににじみ出し始めています。2泊3日の濃い時間が、仲間を思いやる気持ちや挑戦する姿勢となって、日常の中でも育まれていく――これからがますます楽しみです♪