
万博遠足!!
CFAKidsでは初めて、新幹線を使った遠足に出かけてきました。行き先は大阪万博です。
この遠足は「CFAアドバンス」として、4年生以上のこどもたちを対象に実施しました。
今回は、株式会社三井住友銀行さんのご招待により実現した特別な企画です!
7つの校舎から集まった24名のこどもたちは、夏休みからSlackやZoomを使って事前準備を進めてきました。
当日は数名ずつのチームに分かれて行動するため、準備段階からチームでの交流がスタート。中には初めて顔を合わせるメンバーもいましたが、自己紹介をしたり、「どのパビリオンに行きたい?」と意見を出し合ったりしながら、少しずつ距離を縮めていきました。
そして迎えた当日。
駅で顔を合わせた瞬間は、やや緊張した表情も見られましたが、「これから2日間を共に過ごす仲間」という意識が自然と芽生え、すぐに打ち解けていく様子が印象的でした。
中には初めて新幹線に乗る子も。ドキドキワクワクの気持ちいっぱいに、いざ大阪へ向け出発!!!

万博会場に到着すると、こどもたちは「ここテレビで見た!」と大興奮。
ずらりと並ぶ各国の国旗や、大きなゲートを前にして、これから始まる自由行動への期待が高まっていきます。

まずは全員で日本館を見学。
ここでは、「ごみ → 水 → 素材 → もの」という循環の仕組みが、展示や建築を通して体感できるようになっています。
中でも、入口すぐの「藻」に関する展示では、こどもたちの目がキラリ。
藻は、杉の14倍のCO₂を吸収し、同じ量の水で牛肉の50倍のたんぱく質を生産できるという説明に、みんなびっくり!食料としても、環境にやさしい素材としても、未来の可能性に満ちた存在であることを感じさせられる展示でした。

その後は待ちに待った自由行動の時間。
各チームで、大屋根リングを歩いたり、ミャクミャクのマンホールを探したり、2億円トイレを見学したりと、パビリオン以外のエリアも思い思いに楽しみました。
お土産を選ぶ時間も盛り上がり、万博に来られたことの喜びを、全身で表現するこどもたちの姿があちこちに見られました。

宿泊先では、こどもたちだけで一部屋に泊まるという体験にドキドキ。
バイキング形式の食事にテンションが上がったり、寝る前までおしゃべりが止まらなかったりと、楽しい思い出がたくさん生まれました。

今回の遠足で見た未来の技術や環境への取り組みは、こどもたちにとって、これからの社会を考えるきっかけになったはずです。「自分にできることは何か」を考え、日々の生活や学びの中で少しずつ行動に移していく――そんな力を、この経験が育んでくれることを願っています。