『紙漉きって面白い!』
ある校舎では、紙漉きの手作りはがきで、近所の方へ残暑お見舞いのご挨拶に行ってきました。それをきっかけに、紙漉きの面白さに触れたこどもたち!「またやりたい!」と声が上がったところから、みんなで紙漉き体験をすることになりました。
「紙漉き」は、パルプ(植物の繊維)を水に溶き、型ですくって紙を整形する作業のこと。通常、パルプだけで作るとシンプルな白い紙が出来ます。今回は”色付き和紙”を材料として加えることにしました。パルプを溶かした水に、色付き和紙も一緒に入れると、和紙が溶け出し、カラフルな作品が完成するのです!和紙を入れるタイミングによって、溶け具合が変化し、作品全体に色が付いたもの、溶けきらずに和紙の切れ端が残ったものなど、味わいのある作品が次々完成しました。
仕上がった紙漉きの作品を見て、こどもたちも「きれい!」「いい色になった!」と、目をキラキラさせ、嬉しそうでした。
今回、紙漉きを初めてやってみた子も多く、こどもたちにとって”わくわく”を掻き立てる体験になったようです!”わくわく”から、なぜ?どうして?と考えはじめ、体験してみたことでうまくいった、いかなかったを自分で味わうことができます。そんな時間を、これからも大切にしていきたいです。