『ふわふわ言葉とチクチク言葉』

『ふわふわ言葉とチクチク言葉』

PSP(ピースフルスクールプログラム)という、他者との関わり方で大切なことは何か?を一緒に考えていくプログラムを先週行いました。

このプログラムは、こどもに民主的な社会の実現に向けて、自立(主体性)と共生の力を身につける内容となっています。


今回のテーマは”ふわふわ言葉とチクチク言葉”でした。

言葉には相手が言われて嬉しい気持ちになる言葉と、相手が悲しい気持ちになってしまう言葉があることを説明。



こどもたちには「ふわふわ言葉の劇」と「チクチク言葉の劇」を見てもらい、それぞれでどのような結果が生まれたのか、ケンカが起こった原因やどちらがピースフルであったのかを考えてもらいました。



チクチク言葉の劇では、チクチク言葉で話しかけられると、相手も苛立ってしまってチクチク言葉を使ってしまい、結果、ケンカになってしまうことがあることを伝えました。「最初にチクチク言葉を使った方が悪い」「でも、言われてイライラしたからって、言い返すのはよくない」などの意見が出ました。


ふわふわ言葉の劇を見てもらうと、「お互い相手のこと褒めていて嬉しそうだった」「ふわふわ言葉は優しい気持ちになれるね」などの声がありました。


相手を悲しい気持ちにさせるチクチク言葉を使うのではなく、ふわふわ言葉をたくさん使い、一人ひとりが嬉しい気持ちで過ごせることが素敵なことだと伝え、みんなには自分が思うふわふわ言葉を紙に書き出してもらいプログラムを終えました。

これから、こどもたちもお互いふわふわ言葉で伝え合えるよう意識していってほしいと思います!