『夏休みを振り返って』

『夏休みを振り返って』

休みが始まる直前、こどもたちは指折り夏休みが始まることをとても楽しみにしていました。夏休みはこどもたちにとっての最高の期間!待ち遠しくしているこどもたちがとても可愛らしかったです。

夏休みが始まると、すぐにキャンプの準備に取り組みました。こどもたちは班を編成したり、自由献立を考えたり、キャンプを成功させようととても一生懸命な様子。

キャンプでは、日常の生活とはかけ離れた環境の中、こどもたちの表情はキラキラしていました。もちろん、不安に感じていた子たちもたくさんいたことでしょう。特に1年生は寂しさから泣いてしまう子もいました。自分たちで行動しなければならないキャンプで、一人ひとりが大きく成長したことを身近で感じ、一緒に過ごせたことがとても嬉しいです!



ある校舎では、工作がブームになりました。スライム、ポンポン玉、アイロンビーズ、剣や盾といった様々な工作にチャレンジ。

スライム作りでは、校舎の全員が参加しました。私たちの想像を遥かに超える人気っぷりにびっくり。嬉しそうに伸ばしたりプニプニと触り続けたりするこどもたちの嬉しそうな表情を今でも忘れることができません。

さらにスライムを使ってたくさんの遊びを展開するこどもたち。スライムだけでなく、夏休みに実施した様々な工作でも、こどもたちが考える遊びにはいつも驚かされました。作って終わりではなく、作ったものでどう遊んでいくかまで考え、楽しそうに遊ぶこどもたちは、本当に遊びの天才だなと感じます。これからも工作などを通し、どんどん遊びの幅を広げていってもらえたらと思っています!


夏休みは、こどもたちが長い1日を一緒に過ごす期間です。こどもたち同士、絆をさらに深め合ったり、新しい友情が芽生えたりと、この1ヶ月あまりで大きく変化が見られました。一緒にいる時間が長いので、時には喧嘩をすることも。泣きながら訴えたり時には手が出てしまうこともありました。しかし、それが全て悪いこととは捉えておらず、むしろ成長に繋がることだと考えています。泣いて訴えた後や、手を出してしまった後には、よく話し合ったりしながらも、こどもたちなりに一歩一歩成長していた瞬間です。こどもたちが逞しくなっていく姿を見ることができ、私たちはとても幸せだと感じています。



今年度も、早いもので約半分の月日が流れました。この先もこどもたちと一緒に楽しみながら、引き続き、保護者の方々と一緒にこどもたちの成長を見守り続けたいと考えています。今後ともよろしくお願いします!