『ドッチボールから学ぶこと』

『ドッチボールから学ぶこと』

近、「ドッチボールやる人~??」という呼びかけを毎日耳にします。暑すぎて公園に行けない日々が落ち着いたかと思ったら、今度は雨続き。なかなか公園で元気に体を動かすことができないので、校舎の中でドッチボールを楽しんでいます。



ドッチボールと言っても、室内でやるものなのでボールの代わりに使うものはクッションを丸めたもの。当たっても痛くありません。「頭はセーフ?」「外野は作る?」「真ん中はここがいいね!」など、毎回その日の人数に合わせてルールを決めてからゲームがスタートしています。



先日、「ドッチボールやろ~」の声かけがあってから20分してもゲームが始まらないことがありました。その日はルール会議がなかなかうまくまとまらず、ずっと丸くなって話をしていたのです。人数に応じてルールを毎日変更していることで、その日集まった子の中で取り入れたいルールが少しずつ異なっていて、意見がたくさん出て時間がかかっている様子でした。でも諦めないで話を進めていると3年生の子が「とりあえず座って落ち着こうよ」とひと声かけたことで、話もまとまり、無事ゲームをスタートさせていて感心しました。



夏休み期間中に遊ぶ時間がたくさんあったことで、自分たちでルールを決めたり、アレンジを加えたりすることが増えてきました。大人の手を借りなくても自分たちの力で遊びを楽しくするスキルを身に着けたこどもたち!!ぐんぐん成長していっているのを感じています