テーマワーク「ミクロの世界⑥」

テーマワーク「ミクロの世界⑥」

今日は今年度の6回目のテーマワークです。
今回はミクロの世界の未来についての話を中心に進めました。


導入では1000円札のモデルになっている野口英世と、新1000円札の北里柴三郎の共通点を伝え、想像してもらうことから始まりました。


2人は”ミクロ”の世界の研究者だった、という共通点を話すと「1000円の人はミクロの人たちって覚えればいいのか」
と2年生の男の子の発言を聞くことができました。


共通点を知ったことで、新紙幣に触れたときの話題のネタになるといいですね!

次はクイズ形式で、世界の未来についてこどもたちと考えました!1問目は本当にいる菌を当てる問題。「電気を作り出す菌」と「ペットボトルの菌を食べてしまう菌」のどちらが実在する菌なのか、2択で考えました。


…実は、答えは両方とも正解なのですが、疑問を持った3年生の女の子は手を挙げて「ペットボトルの菌がペットボトルを食べ過ぎてしまったらどうなるだろう」と疑問を投げかけてくれました。


とてもいい気づきだったと感じたと同時に、疑問を持って探求することで、新しい世界を知るきっかけにしてほしいと考えています。


2問目は写真を見てどんな風に使うものかを当てる問題です。




スライドを見た瞬間に「これ見たことある!」と3年生の女の子と2年生の男の子が挙手。


「テレビで見たことあるやつだと思うけど手術とかで使うやつじゃない?」と答えてくれました。


その通り!マイクロアームロボットという名称で将来的に、この機械があれば海外にいる人にも手術ができるかもしれません。それを知って、


「『日本のお医者さんはすごい』っておばあちゃんが言っていたから世界の人の病気を治してあげることができると思う」


と未来の医療を感じてくれたようです。

今後、10年〜20年のあいだに、今ある仕事の半数はなくなるといわれる時代に向け成長していくこどもたち。テーマワークを通じて、見たり、読んだり、聞いたり、発表したりしながら、訪れる時代にむけて多角的な視点を持つきっかけを作っていきたいと考えています。