ピースフルスクールプログラム「視点〜相手の立場に立つ〜」

ピースフルスクールプログラム「視点〜相手の立場に立つ〜」

今日は2ヵ月ぶりのピースフルスクールプログラム!

今回のテーマは「視点」、相手の視点に立つことで解決したり、お互いのことを分かり合え、許すことができるということを学びます。

はじめに「赤ずきんちゃん」の紙芝居を2回読みました。
1回目は一般的なオオカミが悪役のストーリー。
2回目に話したものはオオカミ目線で描かれたお話です。
悪役と思っていたオオカミが実は森の掃除をしていたり、赤ずきんちゃんにバカにされたと感じたから驚かそうと飛びかかったなど、オオカミの気持ちを知りました。

2回聞いたあと、感想を聞くと「違う話に思えた」「オオカミのこと知らなかった」「オオカミ、いいやつだった」などの意見が挙がりました。

違う話に思えたのは「視点」の違いから「誤解」が生まれたことを説明。
「視点」と「誤解」という言葉を初めて聞く子もいましたが、上級生の子がみんなにわかりやすいように説明をしてくれました。

そして、「視点」の違いによる「誤解」は校舎でもよく起きていることを伝えると「言ったことが伝わらなかったことある!」「聞いてもらえなかったことある!」など、心当たりがあるようでした。

校舎でのワンシーンのパペット劇を見て、どうしたらいいか考えます。
「ねえねえと肩を叩いて話しかけたらよかった」
「なんで?って理由きいたらよかった」
「怒らないで、まずは理由を話したらよかった」
とたくさん考えることができました。

最後に、私たちはお互いに別の人間であり、視点が違うから誤解してしまうことがある。でも、相手の話を聞いたり、相手がどう思っているか考えることで誤解せずに、みんなでピースフルに過ごせることを伝えました。

CFAでも、それ以外の場所でも友達とより心地よく過ごせるようになっていってほしいと考えています。