2018年度稲刈り

2018年度稲刈り

夏休み後に全校舎イベントで、稲刈りへ行きました。


都会の生活から一変してこども達にとっては、久しぶりの自然に囲まれた館山神余での農業体験です。


こどもたちは、田植えで泥だらけになりながら植えた稲が
どうなっているのか楽しみでいっぱい。


稲刈りで初めて館山の地を訪れた子にとっては
ドキドキの自然体験でした。


出発の朝、駅に集合したこどもたちを前に大きなバスが到着しました。先生に挨拶をして、見送りに来てくれた家族へ手を振りバスに乗車。


館山に向けて、いざ出発です!




バスの中では、お米に関するクイズ大会が始まって大盛り上がり、伝言ゲームやしりとりといったレクリエーションを楽しむと初めましてのこども同士もすぐに打ち解けることができました。


どんどんバスは進み、PAでのトイレ休憩が終わるとこどもたちの大好きなおやつの時間です。



「持ってきたおやつはこれだよ~」と紹介したり、お友達のおやつを聞いてみたりと、おやつタイムはとても賑わいました。


途中でキャンプソングの「おんのじ」や「おなかまのうた」を歌い、みんなで盛り上がりました。


また一人の男の子は、ギター教室に通っているということで「ドラえもんの歌」の弾き語りに挑戦。大合唱がしばらく続きました。 


その後もバスは進み、館山へ無事に到着。


夏休みに一週間キャンプで館山に来ていた子は、到着するとその時の様子を懐かしそうに教えてくれました。 バスを降りると、古民家に行き、荷物をおろすと神社へお参り。






道中や古民家にてこども達のお昼ご飯作りをボランティアで手伝ってくださっていた地元の方々にみんなで元気に挨拶をしました。


館山でCFAKidsの田んぼを管理しているスタッフのあめみに連れられ、こども達は神社へ向かいました。


神社へお参りする意味とお参りの仕方をあめみから教わり実践です。



上級生の子が代表して鈴を鳴らし、みんなで二礼、ニ拍手、一礼し、豊作を感謝しました。









その後は古民家に戻り、お昼ご飯の準備です。

こども達は家から持参したお弁当箱を用意し、地元の方々が朝早くから準備をしてくださった美味しいカレーを堪能しました。






カレーの中にはなんとイノシシのお肉も入っているということでこども達はどれがそのお肉なのか必死に探しました。


「みんなで食べるごはんが美味しい!」とご満悦。地元の方々と全員で笑顔になりました。


お腹いっぱい食べて、準備を整えるといざ田んぼへ出発です。



途中でご近所の家に立ち寄り、「こんにちは!よろしくお願いします!」と挨拶しました。




田んぼまでの道中、黄色い電柵に触れないように気を付けて歩き、田んぼに到着すると、まずはあめみから改めて注意事項の説明がありました。
・田んぼの中の歩き方
・イノシシ、ハブなどがいること



そして、稲刈りの前にみんな大好きの虫取りの時間です。

ある男の子は、虫かごや虫取り網などを持参する子もいてやる気満々。
田んぼにはバッタやイナゴがたくさん飛び跳ねていました。
それを見た男の子は
「僕は虫取りの名人なんだ!」
と意気揚々です。












普段は虫が苦手な女の子も、


「今日は軍手だから大丈夫!」


と言って、校舎での様子とはまた違ったキラキラした顔を見せて虫を探しました。

みんなたくさんの虫を探し終えたところで、少し休憩して、今日のメインイベントであります稲刈りの開始です。

はじめにあめみから鎌の使い方を教わります。
鎌を使うのが初めての子もいて、みんな真剣な眼差し。
あめみが、「気を付けて使ってね!」と言うと、みんな「はい!」と元気に答えます。



いよいよ、稲刈りの開始です。



上級生は各自で鎌を持ち、勝ったあとは、稲の束をまとめて、干していきました。
初めての子も最初はドキドキと緊張した様子で刈っていましたが、段々と慣れてきたのか楽しそうです。
また、ペアの子が刈った稲を3年生以上の子たちが取りやすいように協力して運んでいました。
3年生以上の子たちも自分たちに任された仕事として刈った稲を上手にまとめていき、干していく姿はとても凛々しかったです。










予定していたエリアを刈り終わると、落ち穂拾いをしました。
あめみから落ち穂を家に飾っておくといいことがあると教わり、こども達も一生懸命に落ち穂を拾い集めました。
2年生の男の子は、「あと1時間か~。もっといたい!」と言っており、1年生の子たちも、「ここに泊まって明日も稲刈りしたい!」と要望しており、とても稲刈りが充実した時間だった様子。






その後、事前にあめみが刈って乾かしてあった稲の種もみをする方法の説明がありました。
今日は、足ふみ脱穀機とせんばこきを一人ずつ体験できました。
足ふみ脱穀機は、ずっと踏んでは戻すのを繰り返すので、上級生も悪戦苦闘。
1年生の男の子は、「脱穀機を知りたい、なんでこういう仕組みか知りたい」と脱穀機に興味津々です。














一通り体験したあとは、みんなで片付けをして田んぼを後にしました。
帰りのバスでは、初めて知り合った女の子たちが隣り同士に座り、


「今日来て良かった!本当に楽しかった!」


と会話が大盛り上がり。



みんなクタクタのはずが帰りのバスも楽しくあっという間でした。


来年の田植えにも是非参加して新しい出会いや館山の自然体験を満喫してほしいですね!