ダンゴムシめいろ

ダンゴムシめいろ

六町校の遊びを紹介します。

最近のブームは、ダンゴムシ観察です。
こどもたちは、公園へ行く度に上手にダンゴムシを見つけて持ち帰っています。


少し前までは、「ダンゴムシどこにも居ない・・・」と探すのに苦戦していましたが、探しているうちにダンゴムシの生息場所をすっかり理解した様子。今では本当にたくさんの数を捕まえてくるので感心します。

ダンゴムシはどうやって飼うのか、何を食べるのか、どんな虫なのかということをみんなで調べました。意外と知られていないその実態が興味深かったため、「ダンゴムシ新聞」を作っています。

「ダンゴムシについて」
・体は14こでつながっている。足、14本。
・てんてんがついている方はメス。てんてんがついてない方はオス。
・絶対に、左右交互に曲がりながら進む。
・枯れ葉を食べる。湿った土が好き。
・目はわるい。
などなど。
足の数を数えながら、上手に絵も描いています。

 じっと観察・・・。

観察・・・。

こちらは、みんなで作ったダンゴムシ迷路です。
落とし穴「チンアナゴの穴」や「葉っぱのアイテム」など、スタートからゴールまでいろいろなコーナーがあります。ダンゴムシを歩かせて、じっと観察し、調べた情報通り「本当に右、左、右、左、って曲がってる・・・!」と大興奮。

ダンゴムシ相撲のコーナーでは、土俵の上に各々選手を連れてきて、
「はっけよ~い・・・」
「のこった、のこったー!」
と相撲ごっこがスタート。中には全く動かない選手もいて、こどもたちは大盛り上がりで見守っています。(※先に土俵から出た方が勝ちです)
勝ち進んだ選手には、第2会場が待っています。こちらでは体の大きいダンゴムシが活躍していました!
こどもたちは、毎日張り切ってダンゴムシのお世話をしています。
ダンゴムシが好む「湿った土」にするために、土に水を撒いたり、
「弱っている子はいないかな?」
「弱っている子は公園へ放しに行こう」
などと気にかけ、とにかくダンゴムシに夢中のこどもたちです。
ダンゴムシのお世話の通して、こどもたちの生き物を大切にする気持ちも育んでいければと思います。