サバイバル「避難訓練」(不審者)

サバイバル「避難訓練」(不審者)

今回は、下校中の不審者対応について学びました。

まず、「不審者ってどんな人だと思う?」「なんて声をかけてくると思う?」と、実際にあった例を話しながら不審者のイメージを共有しました。
「女の人は不審者じゃない」と言う子もいました。
見た目だけでは判断できない不審者もいたり、声をかけてくるだけではなく、引っ張ってきたり、追いかけられることがあるかもしれないことを子どもたちと確認しました。

次に、不審者対策の標語「いかのおすし」を学びました。

「いか」知らない人にはついていかない
「の」車に乗らない
「お」大声を出す
「す」すぐ逃げる
「し」大人に知らせる

全員で声に出してクイズ形式で確認しましたが、学校でも学んだことのある内容で、みんなよく覚えていました。

「大声を出す」と合わせて、防犯ブザーの使い方の確認も行いました。
         
まずは、電池が切れていないか、壊れていないかの確認をして、ブザーを鳴らすタイミングを実戦練習しました。
知らない人が近づいてきたら・・・
腕を伸ばして来たら・・・
実際に動いてみると、慌てすぎてブザーの紐を引くのに時間がかかったり、ブザーを鳴らしたまま立ちつくしてしまうことが分かった子どもたち。何度か練習をして、ランドセルを掴まれても、素早く脱ぎ捨てて走ることができるようになっていました。
「自分の身は自分で守る」と、みんな表情も真剣です。
最後にもう一度、「いかのおすし」を声に出して確認し、サバイバルを終えました。不審者の話を聞いて怖がる子も居ましたが、それぞれが自分の事として真剣に考えるいい機会となりました。