地震がおきたらどうしよう??
今日は今年度最初のサバイバル(避難訓練)を行いました。毎月一度さまざまな災害や緊急時への対処法を校舎全体で考え、有事に備える目的のプログラムとなっております。
第1回目のテーマは「地震」です。
まずはじめに、こどもたちに「災害にはどのようなものがあるか?」を考え、発表してもらいました。その中でも約半数のこどもたちが発表してくれたものが、今回のテーマである「地震」でした。
「地震が発生したらどうするのがいいと思う?」という質問に対し、子どもたちから、
「机の下に隠れる!」
「頭を守る!」
「『お・は・し・も』を思い出して先生の話を聞く。」
といった意見が挙がりました。
このなかで「お(押さない)・は(走らない)・し(喋らない)・も(戻らない)」は、こどもたちはみな把握しており、こどもたちみんなと声に出して内容を確認しました。
こどもたちが地震についての認識を再確認できたところで、実際に地震を想定した訓練を実施しました。
地震発生と同時に、頭を守るために机に隠れる練習をしました。
その後は地震が収まった後を想定し、事前に確認し合った避難経路を通って外へ避難する練習もしました。みんな、先生のお話をよく聞いて落ち着いて行動をすることができました。
最後にこどもたちに避難訓練を終えた感想を聞くと、
「地震が来たら怖いなって思った。」
「先生の話をちゃんと聞いていないと逃げられないかもしれない。」
「『お・は・し・も』をちゃんと覚えておかなきゃ!」
と訓練の成果を口にしてくれました。訓練といえども、こどもたちが終始真剣な面持ちで臨んでくれたことで、とても実践的な訓練ができました。
東京都内をふくめた首都圏においても、今後30年以内にマグニチュード7クラスの規模の大地震が起こる確率は70%とも言われています。いつ起きてもおかしくはない「その時」に備えて、今日訓練したことをこどもたち一人一人にしっかり頭に入れておいてほしいと切に感じた時間でした。