避難訓練「火災について」

避難訓練「火災について」

10月の避難訓練は火災について学びました。初めに、前回の火災訓練で学んだことの復習です。室内で火災が起こったらどうするか聞いてみると「煙を吸わないようにマスクをする!」「頭を低くして出口に向かう!!」などしっかり避難の方法を覚えている様子に安心しました。
今回の訓練では火災が起こる原因などについて学びます。初めに『夏と冬ではどちらの方が火災が多いでしょうか?』という質問にみんなで考えて意見を出し合います。「絶対冬でしょ!冬は寒いからお鍋をして火を使うから火事になるんだよ!」「牛乳も温めて飲むもんね☆」などとても可愛らしい意見も出ていました。
たくさんの意見が出たところで正解の発表です。答えはみんなの予想通り“冬”です!冬は空気が乾燥していて燃えやすく家の中だとストーブや電化製品を使うことが多くなるからだそうです。
次は火災が起きる原因について考えてもらいました。「料理をしている時!」「電子レンジかな?」など色々考え、意見の交換を行うことができました。ランキングでいうと、1位放火、2位たばこ、3位たき火、4位コンロとなっているそうです。
原因が分かったところで次は外を歩いて燃えそうなところについて考えました。普段なにげなく歩いている道でも危険なところ、燃えそうなところはないかみんなで相談します。「たばこを吸うところは危険だね」「バイクや車はどうかな?」などみんなが良く使う道を思い浮かべながら話を進めました。
 

最後の質問で『学校からCFAに来る途中で火災に遭遇したらどうしますか?』という問いかけに「消火器を使う!」「大人の人に助けてもらう」など“もしも”を想定して考えることができました。


もし、火災を見つけたら①大きな声で周りにいる大人に知らせる②火元から離れる③安全な場所に避難する④絶対に自分たちで消火活動はしない
この4つをしっかり守るように話をするとこども達は真剣な表情で「はい!!」と、元気に返事をしていました。

火災について色々学んだあとは実際の火災現場の写真をみんなでみました。火が燃え広がる様子や消火活動中の写真、燃えたあとの真っ黒になった部屋の様子などを見てみんなから「こんなに燃えるんだね」「火がこんなに大きくなるとは思わなかった」など真剣に火災について考える時間となりました。

火災は地震などとは違い予防することができます。家の前に燃えそうなものを置かないようにしたり、電化製品の取り扱いに注意するなど、日々の生活の中でも見直すべきところを発見できた火災訓練となりました。